消えていく古里の風景を映像に残し、未来へつなぐ。 そんな使命感を胸に日々、ドローン(小型無人機)を抱え、東日本大震災、東京電力福島第1原発事故で被災し、避難により傷んで解体を前にした家屋や周辺の街並みの撮影を続けている。 生まれ育った実家は、震災の津波で何もかもが流された。家は、子どものころの思い出や家族との温かい記憶であふれ、心のよりどころとなっている古里そのものだ。基礎部分だけになった実家の...
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