福島民友愛の事業団と県聴覚障害者協会の第30回民友手話入門講座の閉講式が13日、福島市の福島民友新聞社で行われ、11人に修了証書が贈られた。
講座は9月に開講し、全10回を通して受講者が手話の基本、身ぶりや表情を工夫して伝える方法などを学んだ。同事業団事務局の成田礼子さんが一人一人に修了証書を手渡し「学んだ手話をいろいろな場面で生かしてほしい」と述べた。同協会の吉田正勝会長は「今後も手話を続け、災害時に耳の聞こえない人をサポートしてほしい」と手話で話した。
修了証書を受けた同市の主婦遠藤真喜子さん(49)は「これからも楽しく手話を続けて、街中でも耳の聞こえない人と話ができたらうれしい」と話した。