中学生か高校生時代、私が通っていた東京の学校の近くに特別支援学校のスクールバスの停留所がありました。白杖(はくじょう)をついた同世代の子たちがよく歩いていたんですね。最初に見たときは「かわいそうだな。自分は目が見えてよかったな」としか思えませんでした。 ある日、一冊の本と出合いました。その本には、特別支援学校の生徒が書いた作文が載っていました。遠足で山登りをしていると、だんだん山頂に近づいて、「...
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