学園が始まると忙しい毎日でした。来た子どもたちも、受け入れているわれわれも何をすればいいか模索する日々が続きました。 当時、戸塚ヨットスクールや不動塾の事件がありましたが、うちは問題を強制的に解決する場所ではなく、自然や動物が好きな子と楽しく暮らし、成長し合う場にしたかったのです。子どもたちに「親元を離れてでも自然の中で暮らしたいと思ったら、ぜひ来てね」と伝え、主体性を尊重しました。地元の皆さんが...
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