3、2、1…。カウントダウンに合わせて手から離れた大きな風船は、ぐんぐんと空を舞い上がり、雲を越え、さらに高く、空気のない宇宙までたどり着く。 「えっ、あの風船が?」と思うかもしれないが、これは本当の話。 私は、皆さんも手にしたことがある風船よりも、もっと大きな風船にカメラを付けて飛ばし、宇宙を撮影したり、さまざまな機材を宇宙に投入する宇宙開発の仕事をしている。 宇宙に行ったこ...
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