たとえ歩幅は小さくても、一歩を踏み出し、やってみなければ分からないことがある。特に、失敗は前に進むために必要な多くのことを教えてくれる。 1号機が完成した2011(平成23)年10月、風のある日が続いていた。風の影響を受けやすい風船が見当違いの場所に落ちて、誰かに迷惑を掛けるという失敗だけは避けなければならない。打ち上げたい気持ちをぐっと我慢し、風のない日を辛抱強く待ち続けた。 1週間ほど待って...
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