大学を留年した2011(平成23)年の夏に風船を使った宇宙撮影と出会い、冬が来るまでの間、1~4号機を空に飛ばした。その中で最も特別な経験をしたのが4号機だ。 4号機は、メインとなる直径1メートル超の大型風船3個、小型の風船25個、撮影装置が連なる大掛かりなものになった。メインの風船を大型化して風船の数を減らすことで撮影装置の揺れを軽減させるよう設計した。小型の風船には、その浮力で撮影装置の落下...
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