「今まで何をやってたんだろう」。自分のできる限りを尽くした4号機が海に消え、みじめな気持ちでいっぱいだった。 ふと、風船で宇宙を撮影したという米国の学生のことを思い出した。米国の学生が成功できたのは、日本よりも国土が広い米国だったからではないか。試しに、4号機の飛行ルートを米国の地図に重ね合わせると、余裕を持って陸地に落下させられる範囲に収まった。 それだけでなく、米国の学生はとても優秀だったの...
この記事は会員専用記事です
残り595文字(全文795文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。