写真は一人で撮れるものではない。いい助手がいて、いい写真が出来上がる。 私が撮影する時には、数人の助手が入った。弟子をとって育成していたので、いつも私の一番近くで撮影を見せた。両脇にライトの担当がいて、ポーズを付けるのが妻久子の役割。私は足先から頭まで全体を見て集中し、ポーズが決まった一瞬を逃さず、シャッターを切る。1回ごとにポーズやライトの位置も変わる。私が撮りたい写真を考えて、助手がスムーズ...
この記事は会員専用記事です
残り612文字(全文812文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。