見てくれている人はきっとどこかにいる。心の底からそう思えた出来事がある。 2016(平成28)年の振付師コンテスト「Legend Tokyo」でのことだ。コンテストの審査員はダンサー、演出家、ブランドのデザイナーなどが名を連ねた。各審査員の名前を冠にした賞も設けられた。 優勝を逃した私は、優勝以外興味なしの姿勢。表彰式の舞台上でもふてくされた態度で、審査員との懇談の場も放棄した。 そんな私...
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