復活を強烈に印象づける快勝だった。若隆景が結びの一番で先場所に続いて大の里を撃破し、4勝目。右膝前十字靱帯(じんたい)損傷などの大けがを乗り越え、土俵に戻ってちょうど1年となる九州場所で躍動し「自分の相撲に集中して、一生懸命取れた」と余韻に浸った。 自身よりも50キロ近く重い新大関にスピードで対抗。鋭く踏み込んで右をのぞかせる。相手の左おっつけにも前傾姿勢を崩さず、引きに乗じて一気に攻めた。上体...
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