第39回東日本女子駅伝競走大会は10日、福島市の誠電社WINDYスタジアム(信夫ケ丘競技場)を発着点に開かれる。40年の歴史に幕を下ろす集大成の大会となり、18都道県の代表が9区間42・195キロでたすきをつなぐ。午後0時3分スタート予定。
レースを前に9日、同市のキョウワグループ・テルサホール(福島テルサ)で開会式が行われた。大会長の似内利正東北陸協会長が「思い出深い大会にするために激走してほしい」とあいさつ。代表して新潟県の清水杏(きょう)夏(か)主将が「記憶に残る大会になるよう力の限り走り抜く」と宣誓した。
オーダーも発表され、昨年3位で悲願の初優勝を狙う本県は、鈴木葵(ニトリ、福島明成高卒)が1区、主将の石井寿美(ひさみ)(シスメックス、学法石川高卒)が5区、最終9区を平尾暁絵(大東大2年、学法石川高卒)が務める。石井は「積極的な攻めの走りで表彰台を目指す。最後の大会に感謝の気持ちを込め、笑顔で終わりたい」と意気込んだ。
【本県チーム】
▽1区(6キロ)=鈴木葵(ニトリ、福島明成高卒、ふるさと選手)
▽2区(4キロ)=湯田和未(学法石川高2年)
▽3区(3キロ)=岩崎麻知子(拓大2年、学法石川高卒)
▽4区(3キロ)=田中悠莉(二本松一中2年)
▽5区(5.0875キロ)=石井寿美(シスメックス、学法石川高卒、ふるさと選手)
▽6区(4.1075キロ)=岩橋菜乃(学法石川高1年)
▽7区(4キロ)=丹野星愛(学法石川高1年)
▽8区(3キロ)=安藤万葉(勿来一中3年)
▽9区(10キロ)=平尾暁絵(大東大2年、学法石川高卒)