来年11月に国内で開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」の機運醸成に向け、福島県は17日、Jヴィレッジでイベント「デフスポふくしま」を開き、スポーツ体験やトークイベントを繰り広げた。
デフリンピックのサッカー競技がJヴィレッジで行われるため、開催1年前を記念して企画した。小中学生対象のデフサッカー教室や、卓球などのデフスポーツ体験コーナー、手話体験コーナーなどを設けた。
テレビドラマで手話指導に当たり、国際大会に帯同している福島市出身の手話通訳士保科隼希(としき)さんが講話した。元サッカー女子日本代表の岩渕真奈さんやデフフットサル選手の岩渕亜依さんらも加わり、見どころを語り合った。
Jヴィレッジで開かれた合宿や大会に参加していたデフサッカー男女日本代表候補の選手らも登壇。男子代表の吉田匡良監督、女子代表候補の西戸湖乃華(このか)さん(福島市)が意気込みを語った。