【10】非常識にこそ活路ある 大内宿三澤屋代表取締役・只浦豊次

11/05 15:00

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雪の中で100日間寝かせて販売される日本酒「雪中百姫」。差別化を図ろうと企画し、まろやかさを追求した。口コミで人気が広がり始めている。醸造元は花春酒造

 祖父の時代から村で酒屋(小売り)をしていた。酒の小売りは昭和40~50年代の20年間で価格競争時代になり、その後大型スーパーや専門店に客は流れた。そんな中、私は酒の小売りから何度も手を引こうとしていた。 ついに酒の小売りから撤退しようと考えた時だった。突然どこからかやる気が湧き上がってきた。三澤屋の開業や雪まつりの成功が自信につながっていた。さらに、三澤屋をさまざまな面で支援してくれたNPO法人...

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