予感は的中した。 環境省の湖沼水質測定の2006(平成18)年度調査で、大腸菌群数が環境基準値の2・2倍と大幅に上回り、猪苗代湖は前年度の日本一から「ランク外」に一気に転落した。 県の調査でも湖の自浄能力の低下が指摘されていた。以前から、私や猪苗代湖の自然を守る会のメンバーは、砂浜に繁殖するヨシや、水草が腐って集まるヘドロを見て危機感を持っていた。 猪苗代湖は、長瀬川の鉄分を多く含んだ酸性水が流...
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