人生を左右するきっかけはどこに埋もれているか分からない。 考古学に初めて触れたのは小学4年生、10歳の時だった。私は背が低くて、起立しても座っている友だちとほとんど変わらず、よくからかわれた。 ただ、頭は良かった。いつの時代もいじめっ子というのは存在していて、教室の最前列で率先して挙手して答えを発表するのが面白くなかったらしい。格好の標的になった。バットを振り回され追い掛けられたり、肥(...
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