【6】産地自体がブランドに コーヒー国際鑑定士、富久栄珈琲経営・中島茂

01/30 08:30

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ブルンジ共和国で開かれたカップ・オブ・エクセレンスの会場。入賞を目指し、生産者がえりすぐりのコーヒー豆を出品する

 コーヒー豆の産地間競争を促し、質の良い豆の栽培につなげることで生産者の所得向上を図ろうと開かれているのが国際品評会「カップ・オブ・エクセレンス(COE)」だ。世界で最も権威のあるコーヒー豆の品評会で、1999年にブラジルで第1回が開かれた。現在は12カ国で開催されている。  それぞれの国の最高峰の豆が出品され、その中で順位を競い合う。審査は2段階に分かれている。まずは開催国内で厳選された審査員...

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