【3】チャンスが舞い込んだ 斎栄織物常務・斎藤栄太

02/24 08:30

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バイヤーと商談する私(左)。世界のバイヤーとつながる商談会を通じて、川俣シルクの名を世界に広めていきたい

 海外進出の大きな足掛かりとなったのがイタリア。世界を代表するシルクの産地「コモ」があり、世界中のバイヤーが集まるイタリアでの商談会が、ビッグブランドとの取引につながった。  契機は2008(平成20)年のリーマンショック。40年間手掛けてきたアメリカのブライダル市場への輸出が大幅に落ち込み、取引がゼロ近くになった。危機感から新たな販路としてヨーロッパを選び、海外へ飛んだ。  11年2月のミラノで...

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