「iPS細胞の研究に絹織物を使いたい」 徳島大医学部関係者からの突然の依頼はまさに渡りに船。常日頃から「生地を医療など異分野で活用できないか」と考え続けていた時だった。 依頼があったのは2014年7月。研究材に選ばれたのは世界一薄い先染めの絹織物「フェアリーフェザー(妖精の羽)」だった。絹糸が手術の縫合糸に使用されていることは知っていたが、iPS細胞と聞き、好奇心をくすぐられた。 研究の内...
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