【10】地域をとことん考える 河京社長・佐藤富次郎

03/26 08:30

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会津喜多方商工会議所の正副会頭会議に臨む私(右)。タブレット端末を使い書類を少なくするなど、会頭就任後は細かいところまで変えている

 2019年、会津喜多方商工会議所会頭に就いた。その時に悩んだことがある。副会頭2人の人事だ。  副会頭は時代劇「水戸黄門」で言うところの助さん、角さん役。思い浮かんだのは、喜多方でまちづくりなどに取り組む星宏一氏と、喜多方軽金属相談役の五十嵐敦氏だった。  2人とも本業が忙しい人だが、特に五十嵐氏をどうやって説得するかは頭を使った。正面からお願いしても、断られるのは目に見えていた。けれど、緻密さ...

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