2019年、会津喜多方商工会議所会頭に就いた。その時に悩んだことがある。副会頭2人の人事だ。 副会頭は時代劇「水戸黄門」で言うところの助さん、角さん役。思い浮かんだのは、喜多方でまちづくりなどに取り組む星宏一氏と、喜多方軽金属相談役の五十嵐敦氏だった。 2人とも本業が忙しい人だが、特に五十嵐氏をどうやって説得するかは頭を使った。正面からお願いしても、断られるのは目に見えていた。けれど、緻密さ...
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