パリ五輪フェンシング金メダリストが登場!技術指導や裏話も披露

11/30 08:25

メダリストの技術を伝授する見延選手(左)と永野選手(右)
川俣町を訪れた(左から)永野選手、見延選手、橋本コーチ

 パリ五輪で金メダルを獲得したフェンシング男子日本代表の選手らが29日、川俣町を訪問した。講演会や子どもへの技術指導を通して、町民と交流を深めた。

 来町したのは、橋本寛コーチ(60)=NEXUS FENCING CLUB=とフルーレ団体で金メダルを獲得した永野雄大選手(26)=同、エペ団体銀メダルの見延和靖選手(37)=同=の3人。橋本コーチがかつて川俣高でフェンシング部を指導していたことから、町が依頼した。

 講演会は町中央公民館で開かれ、町内の小中学生や川俣高生、一般町民ら約700人が集った。「かわまた未来への架け橋」と題し、3人は目標を持って夢を描き、日々努力を積み重ねる重要さを伝えた。五輪独特の緊張感や試合直前の裏話なども披露し、会場は盛り上がった。講演会後は川俣高で町内のスポーツ少年団員や同高フェンシング部員にメダリストの技術を伝授。身ぶり手ぶりを交え、子どもたちと競技を通じて交流した。

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