本宮映画劇場再開のきっかけは意外な一言だった。 「あの劇場、田村君のかい?」 声をかけてくれたのは、目の病気で通院していた本宮市の池田眼科医院の池田敏春先生だった。先生は「劇場の写真を撮りたい」と言ってきた。 池田先生には恩があった。さかのぼること約10年前、私は別の病院で受けた目の治療が合わず、62歳で片方の目が見えなくなってしまった。この時、治療を相談し、手術で見えるようにしてくれたの...
この記事は会員専用記事です
残り605文字(全文805文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。