• X
  • facebook
  • line

【4】結婚機に醸造の世界へ 山形屋商店代表社員・渡辺和夫

2022/12/16 08:30

  • 有料記事
来年に創業160周年を迎える山形屋商店の店舗。奥に工場や蔵が続いている

 山形屋商店は1863(文久3)年の創業だ。来年で創業160年になる。養蚕を営んでいた初代助右衛門が、蚕を飼う際に道具として使っていた木枠をこうじ造りにそのまま転用できることを知り、みその醸造を始めた。 しょうゆ造りは、大正から昭和に入ってから。同じ相馬市内の立谷味噌醤油(みそしょうゆ)店から醸造技術を教えてもらい、造り始めたという。最盛期には市内にみそなどを商う店が8軒ほどあり、しのぎを削ってい...

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line