一度話したことだが、本県は1964(昭和39)年、当時約400社あったという県内のしょうゆ製造業者の総意で、しょうゆのベースとなる「生揚(きあ)げ」を全国で初めて協業化した。生揚げは、二本松市にある県醤油(しょうゆ)醸造協同組合の工場で製造する。蔵元はそれを分け合い、個別に仕上げの「火入れ」作業を行い、独自の商品を生産する。これは「福島方式」と呼ばれ、今ではほかの県でも採用している。 福島方式は...
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