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【震災14年】人が戻ってこそ...大熊で事業 古里のため「骨埋める」

2025/03/06 11:15

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事務所の準備に取り組む野口さん。今回の入居が大熊町への帰還にもつながり「骨を埋めるつもり」と語る

 大熊町の県道をJR大野駅に向かって車で走った。傷んだまま人の気配がない住宅や、至る所にあるバリケード。東日本大震災から14年が経過しても被害の爪痕が残る様子を目の当たりするとともに、町民の帰還の難しさを感じる。 町の中心だった大野駅付近を訪れると、真新しい建物が目に入る。2022年6月に特定復興再生拠点区域(復興拠点)として避難指示が解除されたエリアに整備された産業交流施設「CREVA(クレバ)...

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