人生の勝者は、最後に「いい人生だった」と自分自身を肯定できることかもしれません。ある男性の臨終の場から、ぼくは後悔のない人生を送るヒントを教わりました。 笑いが絶えない病室 諏訪中央病院のホスピスに80歳の男性Aさんが入院してきました。彼は、農業をなりわいとしてきて、村の誰よりも立派な野菜を作ろうと励んできました。新しい機械や新しい肥料、新種にこだわってきたそうです。 しかし、働い...
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