福島市の県立美術館で開催中の「金曜ロードショーとジブリ展」は1日、入場者3万人を突破し、同館でセレモニーが行われた。
3万人目となったのは福島市の会社員斎藤麻耶さん家族。子どもで中学生の灼太(あらた)さん、太地(たいち)さんの3人で来館した。麻耶さんは「楽しみにしていた展覧会。思い出に残る一日になった」と笑顔を見せた。
斎藤さん家族には展覧会実行委員長の高橋英子県立美術館長が展覧会の公式図録、野崎広一郎福島民友新聞社長、尾崎和典福島中央テレビ社長がそれぞれ記念品を手渡した。
同展のチケットは日時指定予約制で、福島展公式オンラインチケットかローソンチケットWEB、ローソン・ミニストップ店頭端末「ロッピー(Loppi)」で販売している。県立美術館では販売していない。一般・大学生1800円、中学・高校生1500円、小学生1000円。
各種手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害保健福祉手帳)がある人と付き添い1人、県立美術館の年間観覧券の所持者、未就学児は無料。ただし、年間観覧券の所持者、各種手帳がある人とその付き添いはそれぞれ、福島展公式オンラインチケットで無料の日時指定券の予約が必要。
会期中、県立美術館の駐車場は利用証を持った人が対象の「おもいやり駐車場」のみ。一般の車は使用できないため、実行委は公共交通機関の利用を呼びかけている。会期は9月28日まで。