福島県ゆかりの俳優小野武彦さんの初主演映画「シェアの法則」上映に合わせた舞台あいさつが福島市のフォーラム福島で8月31日行われ、小野が同作品の魅力を紹介した。
小野さんは妻が伊達市出身。映画は、シェアハウス管理人を務めることになった小野さん演じる気難しい主人公が、住人たちと交流するうちに変わっていく様子を通し、多様な人々が認め合う社会の大切さを描いている。
舞台あいさつで小野さんは「80歳のお祝いのように舞い込んだ初主演映画だった。主人公を演じるにあたり、自分もこだわりや思い込みをなくして柔軟な頭と心にしたいと思った。欠点だらけだった主人公が変化していくところがいい」などと、見どころを語った。サイン会も開かれ、小野さんと観客が和やかに交流した。
同日は障害がある人向けに、字幕と手話通訳付きで上映され、活動弁士のライブナレーションも行われた。