• X
  • facebook
  • line

「また世界の舞台に」 混合1600リレー8位入賞の井戸と松本、県庁訪問

2025/09/25 07:40

世界陸上混合1600メートルリレーで8位に入った井戸(右)と松本。井戸は「またこの舞台で勝負したい」と誓いを新たにした

 東京・国立競技場で行われた陸上の世界選手権東京大会の混合1600メートルリレーで8位入賞を果たした東邦銀行の井戸アビゲイル風果(24)と松本奈菜子(29)が凱旋(がいせん)した。24日、福島県庁を訪れ、内堀雅雄知事に大会結果を報告。リレーに加え、女子200メートルでは日本勢として14年ぶりに準決勝に進出した井戸は「うれしかったが、準決勝は皆さらにタイムを上げていて力不足も感じた。またこの舞台で勝負したい」と誓いを新たにした。

 井戸が2走、松本がアンカーを務めた混合1600メートルリレーの日本は予選で3分12秒08をマークし日本記録を更新、同種目が採用された2019年以降、初めて決勝に進んだ。井戸は「決勝の舞台を走ることができて本当にうれしく、いい経験になった」、松本は「4人全員で決勝に行くという強い気持ちで予選に向かった。決勝では、見るだけでは分からなかった世界との差を実感した」と振り返った。

 2人から報告を受けた内堀知事は「女子陸上界の歴史を書き換えたと言っても過言ではない」と活躍をたたえた。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line