第46回牛乳・乳製品利用料理コンクール県大会は23日、福島市で開かれ、「ニューニュー桃リゾット」を出品した三浦桃果さん(郡女大付高2年)が最優秀賞の知事賞に輝いた。県牛乳普及協会の主催。
牛乳と乳製品の消費拡大が目的。4人分で牛乳400ミリリットル以上を使うことなどを条件に、県内の高校生以上からオリジナルのレシピを募り、246点の応募があった。書類選考を通過した9人が1時間の制限時間で調理。畑中料理研究所の畑中成純所長が審査委員長を務め、料理のしやすさ、アイデアの斬新さ、おいしさなどを基準に審査した。
三浦さんの料理は、牛乳、バター、チーズの三つの乳製品を使ったリゾットに、県産の桃がのった一品。果物を合わせる意外性が売りで、食感も楽しんでもらうため、硬めの桃を使う工夫をしたという。
三浦さんは「素直にうれしい。これからの自信になった」と笑顔を見せ、「将来は自分のお店を持ちたいので、これからも頑張りたい」と話した。
ほかの受賞者次の通り。
▽優秀賞=片寄優衣(郡女大付高)
▽会長特別賞=佐藤龍哉(相馬農高)
▽優良賞=室井つな子(一般)斎藤恵理子(郡山女大)橋本心夢、永井結愛、若林凜(福島東稜高)大槻彩乃(郡女大付高)
