喜多方市とJR東日本が新築工事を進めてきたJR磐越西線塩川駅の東西自由通路が完成し、24日に利用が始まった。これまで駅を挟んだ東西の往来には近くの踏切を渡るしかなかったが、通路の完成により利便性向上が期待される。
自由通路は鉄骨造り3階建て。新たに西口に改札を設けた。東西の1階入り口にはエレベーター各1基を設置し、高齢者やベビーカー利用者も利用しやすくなった。
駅西側は新興住宅地になっており、市は都市再生整備計画を策定し、2023年5月からJR東と連携して工事を進めてきた。
開通式が同日、現地で行われ、遠藤忠一市長が「東西往来の利便性が大きく向上し、まち中心部のにぎわい創出につながると期待している」とあいさつ。JR東の高岡崇東北本部長ら関係者とテープカットを行い、開通を祝った。
