いわき市を中心にスーパーなどを展開するマルトは12月16日まで、同社のブランド商品「ふくふくデリ」の本年度第7弾の弁当3種類を販売している。
同市が展開する減塩食普及プロジェクト「いわきひとしお」への協力商品。磐城農高の生徒と共同開発し、塩分が控えめながらおいしさと健康を両立させた商品となっている。
「ぴり辛豚キムチ弁当」(539円)は、白菜やモヤシ、市産長ネギなどを活用した生徒提案の豚キムチと、もち麦ご飯が楽しめる一品。「チキンのことことクリーム煮弁当」(539円)は、大きめにカットしたチキンに市産エリンギを使用したホワイトソースを絡めた。「にじいろてん丼」(627円)はサツマイモやカボチャ、市産シイタケなど5種類の天ぷらが楽しめる。いずれも食塩相当量を1食当たり3グラム未満に抑えている。
販売初日の17日には、同校の生徒10人がマルトSC中岡店で販売実習を行い、商品をPRした。生活科学科3年の中西天音さん(17)は「お客さんが手に取ってくれてうれしかった。おいしく食べてほしい」と笑顔を見せた。取り扱いは同市と茨城県の25店舗。
