プロレス団体「DDTプロレスリング」によるプロレス列車が29日、JR磐越東線で運行され、プロレスファンが至近距離で繰り広げられる激しい肉弾戦に歓声を上げた。
試合はタッグ戦で行われ、選手14人が郡山駅出発直後から列車内で迫力の試合を展開。いわき駅に到着しても決着はつかず、同駅前で路上プロレスが始まった。駅利用者らはスマートフォンのカメラなどで「場外戦」の様子を収め、アクロバティックな技の応酬を見守っていた。
最終的にはクリス・ブルックス選手・正田壮史選手のペアが2時間半の闘いを制し、ブルックス選手は「こんなに長い時間闘ったのは初めて」と激戦を振り返った。
郡山駅から乗車した郡山市の会社員(32)は団体のファンで「年間40回ほど会場に足を運んでいるが、揺れる中で見るのは初めてだった。車窓の穏やかな景色も楽しめた」と声を弾ませた。
イベントは小野町で同日開幕した「ふくしま鉄道博」の特別企画として、磐越東線沿線自治体などでつくる磐越東線活性化対策協議会といわき市が主催した。
