陸上男子110メートル障害でパリ五輪代表の泉谷駿介(住友電工)が20日、東京都内で取材対応し、開幕を約1カ月後に控えた大舞台へ向け「目指すのはメダル。海外のトップ選手と走って、自分の力を出し切りたい」と抱負を語った。
昨年の世界選手権では、同種目で日本勢初の決勝進出を果たして5位入賞。初出場だった2021年の東京五輪は準決勝で敗退したが、海外経験で躍進し「張り合えることが分かり、自信がついた」と充実した様子。
4月のダイヤモンドリーグ(DL)開幕戦でパリ五輪参加標準記録を突破し、切符をつかんだ24歳のホープ。「まだまだ足りない部分はある。もう1段階、上に行きたい」と表情を引き締めた。