• X
  • facebook
  • line

サイバー特捜部が国内で初摘発 不正アクセス疑い、警察庁

07/09 17:15

 警察庁

 インターネットバンキングによる不正送金のため、他人のIDやパスワードを使ったとして、警察庁サイバー特別捜査部と警視庁など16都道府県警の合同捜査本部は9日、不正アクセス禁止法違反容疑で、無職矢野洋平容疑者(44)を逮捕した。サイバー特捜部は国の警察機関として直接捜査する数少ない組織で、2022年4月に前身組織が発足して以来、国内での容疑者摘発は初めて。

 合同捜査本部によると、矢野容疑者はネットバンキングによる不正送金事件の指示役という。少なくとも20件以上、1億2千万円以上の被害があるとみられる。電子計算機使用詐欺容疑も視野に入れ裏付け捜査を進める。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line