セ・リーグは28日、優勝へのマジックナンバーを「1」としていた巨人が広島に8―1で勝ち、4年ぶり39度目の優勝を決めた。1リーグ時代の9度を含めると48度目の制覇。ヘッドコーチから昇格する形で就任した阿部新監督の下、過去2年連続4位から覇権を奪還した。
昨季4勝の菅野が両リーグトップの15勝と復活し、5月に無安打無得点試合を達成した戸郷は3年連続2桁勝利をマーク。安定した投手力を軸に、夏場から主砲の岡本和が調子を上げた。大混戦の中、広島をかわして首位に立ち、昨季優勝の阪神を突き放した。
クライマックスシリーズは10月16日開始のファイナルステージ(6試合制)から出場する。