【ニューヨーク共同】米大リーグで、ドジャースの大谷翔平の残した歴史的な成績について、メジャーの日本選手からも称賛する声が続いた。
タイガースの前田健太は、大谷が米デビューを果たした2018年から進化を目の当たりにしてきた。対戦相手として「年々投げるところが少なくなってきている。長打、本塁打が増え、毎年確実に成長している」と実感を込めた。
メジャー1年目で15勝を挙げたカブスの今永昇太は「同じ日本人だとは思っていない。彼は“大谷人”という新しい人種」とユーモアを交え、「あのフィジカルを手に入れるのに、新人の頃から10年、20年とかの期間で考え、やってきたと思う」と努力の蓄積に舌を巻いていた。
打者ではレッドソックスの吉田正尚が「メジャーリーグを代表する選手」と賛辞を贈り、カブスの鈴木誠也も「すごいの一言」とたたえた。