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円下落、144円台前半 日米金利差縮小の観測後退

10/01 18:26

 1日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、1ドル=144円台前半で取引された。日米の金利差が急速に縮小するとの観測が後退し、円売りドル買いが優勢となった。

 午後5時現在は前日比1円79銭円安ドル高の1ドル=144円16~19銭。ユーロは1円13銭円安ユーロ高の1ユーロ=160円25~29銭。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は前日の会合で、利下げを急がない姿勢を示した。日銀が1日公表した9月の金融政策決定会合の「主な意見」では、追加利上げに慎重な意見があった。日米の金利差が開いた状態が続くとの見方が強まった。

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