自民党の小野寺五典政調会長は10日のフジテレビ番組で、石破茂首相とトランプ次期米大統領との電話会談が約5分間で終わったのは、首相の気遣いによるものだったと明らかにした。「トランプ氏はもっと話したかったようだが、会合を中座して出てきてくれていた。首相が配慮し、早めに戻ってもらった」と述べた。
他国と比べ、首相とトランプ氏の会談時間が短いとの見方が出ていた。
小野寺氏は、トランプ氏が日本の自動車への関税を引き上げる可能性が高いと指摘。「日本は同盟国であり、ライバルの中国とは違うと再認識してもらうことが大事だ」と語った。