京都市で2003年、内縁関係だった女性を殺害したとして殺人罪などで無期懲役が確定した平野義幸受刑者(60)が刑務所内で描いた絵画の作品展が16日、同市の京都府部落解放センターで始まった。無罪を訴える受刑者を支援する団体が、事件や人柄を知ってもらおうと主催した。18日まで。
主催団体によると、平野受刑者はかつて俳優として活動。絵は専門学生時代に学んでいたという。服役中の徳島刑務所内で、取り寄せた画材を使って描いた。仏画や風景画など約90点が展示されている。
入場無料。17、18日は午後2時半から青木さんらによる解説がある。