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広島県公文書題名に「嘘」 電子データ、虚偽の人名も

2025/05/16 18:35

 国庫補助金を活用した広島県の災害復旧工事に関する公文書に虚偽記載が見つかった問題で、県は16日、2021年度に作成された5件の電子データのファイル名に「(嘘)」という文言が含まれていたと明らかにした。このうち4件には実際に虚偽記載があった。関係する地権者とは異なる人名や無関係の職員名が書かれていた。

 県によると5件はいずれも西部建設事務所呉支所の災害復旧工事に関する協議録。県は当時の担当者への聞き取りなどを通じ、経緯を調査する。

 県は21年、県職員からの公益通報を受理し、総務局が協議録の虚偽記載を認定した。

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