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新潟県の被ばく予測に懸念 柏崎原発、自治体実務会議

2025/05/20 18:35

 新潟県内の市町村でつくる「原子力安全対策に関する研究会」の実務担当者会議=20日午後、新潟市

 新潟県の東京電力柏崎刈羽原発を巡り、県内の市町村でつくる「原子力安全対策に関する研究会」は20日、実務担当者会議を新潟市で開いた。県が重大事故時の被ばく線量に関するシミュレーション(予測)結果を説明。原発から5キロ圏内の一部で基準値に達するケースがあったとされ、自治体の実務担当者から懸念の声が上がった。

 県は16日、予測結果を公表。5キロ圏内の一部で基準値に達するケースがあったが、県の避難計画では放射性物質の放出前に予防的に避難するため「基準を上回る被ばくは避けられる」としていた。

 同原発の再稼働は地元同意が焦点。

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