JR東日本の子会社で車内業務などを担当する「JR東日本サービスクリエーション」は22日、グリーン車で勤務する社員11人が2023年5月~今年4月、同僚らから利用料金を徴収せず、グリーン車に不正乗車させていたと発表した。不正は28件、計約3万円分確認され、同社は11人を懲戒処分、佐々木千絵社長について1カ月分の報酬10%返上とした。
同社によると、11人は湘南新宿ラインや東海道線などで、車内販売や料金徴収をする「グリーンアテンダント」として勤務。同僚らが私用や通勤でグリーン車に乗った際、端末で着席ランプを操作して料金を払ったように装い、不正に乗車させていた。