羽田空港近くの工場で火災　１３時間後に鎮圧、男性けが

　東京都大田区の羽田空港近くにある同区城南島３丁目の工場で２３日午後５時ごろ、「ベルトコンベヤーから出火した」と東京消防庁に通報があり、消防車両１００台以上が出動して活動した結果、約１３時間後の２４日午前６時２０分ごろに、ほぼ消し止められた。

　東京消防庁によると、消火活動に当たった男性が煙を吸ってけがをしたが、命に別条はない。４階建ての２～４階部分が燃えたとみられる。警視庁によると、産業廃棄物関連の工場といい、出火状況を調べている。

　国土交通省東京空港事務所によると、この影響で羽田空港の一部の出発便に遅れが出た。現場は羽田空港から北に約２キロの工場などが立ち並ぶ地域。