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明石の砂浜陥没事故、追悼の献花 女児死亡から23年

2025/05/26 09:45

 大蔵海岸で献花し、手を合わせる丸谷聡子明石市長(手前左)と幹部職員ら=26日午前、兵庫県明石市

 兵庫県明石市の大蔵海岸で2001年12月、人工砂浜が陥没した事故で生き埋めとなり、意識不明となった当時4歳の金月美帆ちゃんが亡くなった日から26日で23年となった。現場には丸谷聡子明石市長が訪れ、追悼の思いを込め献花した。

 丸谷市長は幹部職員らと手を合わせ「ご遺族の悲しみに終わりはないと思う。事故を起こした明石市として、しっかり安全安心に取り組んでいくという決意を新たにした」と記者団に述べた。

 事故は01年12月30日昼に発生。父親の実家に家族で帰省していた美帆ちゃんが砂浜を散歩中、陥没に巻き込まれた。入院治療が続いたが、02年5月26日、5歳で死亡した。

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