兵庫県明石市の大蔵海岸で2001年12月、人工砂浜が陥没した事故で生き埋めとなり、意識不明となった当時4歳の金月美帆ちゃんが亡くなった日から26日で23年となった。現場には丸谷聡子明石市長が訪れ、追悼の思いを込め献花した。
丸谷市長は幹部職員らと手を合わせ「ご遺族の悲しみに終わりはないと思う。事故を起こした明石市として、しっかり安全安心に取り組んでいくという決意を新たにした」と記者団に述べた。
事故は01年12月30日昼に発生。父親の実家に家族で帰省していた美帆ちゃんが砂浜を散歩中、陥没に巻き込まれた。入院治療が続いたが、02年5月26日、5歳で死亡した。