ミシュラン三つ星は１２店　東京のレストラン格付け本

　日本ミシュランタイヤは２５日、東京のレストラン格付け本「ミシュランガイド東京２０２６」の掲載店を発表した。最高評価を指す三つ星の店数は昨年と同じ１２店で、新たに日本料理の「明寂」（港区）が加わった。

　「明寂」は２０２２年に開業し、２３年版で二つ星を獲得した。シェフの中村英利さんは式典で「日々支えてくださるお客さま、共に力を尽くす仲間たち、家族に感謝したい。これからも真摯に料理に向き合ってまいります」などと喜びを語った。

　後進の手本となるシェフに贈る「メンターシェフアワード」は、一つ星のうなぎ料理「野田岩　麻布飯倉本店」の金本兼次郎さんに決まった。金本さんは９７歳で、ミシュランガイドが選んだ星付きレストランの世界最高齢シェフ。

　他の三つ星店は次の通り（※は１９年連続）。

　▽日本料理　石かわ、龍吟、かどわき、※かんだ▽フランス料理　※カンテサンス、ロオジエ、セザン、レフェルヴェソンス、※ジョエル・ロブション▽中国料理　茶禅華▽すし　青空