大手電力10社と大手都市ガス4社が26日発表した10月使用分(11月請求)の標準家庭向け料金は、全社で前月に比べて値上がりする。政府の補助金が終了することを反映した。上げ幅は電気が467~536円、都市ガスが172~222円。
電気は北海道が9335円で最も高い。モデルとなる使用電力量は異なるが、最安値の九州(7451円)に比べて1800円以上高い。都市ガスは東邦の6537円が最高値で、東京の5710円が最も安い。
政府は電気・ガス料金の支援策として、夏の冷房使用で光熱費が増える7~9月に補助金を支給した。