22日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。高値への警戒感から半導体関連銘柄を中心に売り注文が優勢となった。下げ幅は一時700円を超えた。
午前終値は前日終値比238円50銭安の4万9077円56銭。東証株価指数(TOPIX)は10・65ポイント高の3260・15。
平均株価は朝方に売り買いが交錯したが、高市早苗新首相への期待からこのところ急ピッチで上昇してきたため、新政権発足で材料はいったん出尽くしたとの見方が広がった。当面の利益を確定する売りが膨らんだ。
前日の米国株式市場でハイテク株主体の株価指数が下落したことも相場の重荷となった。