茨城県つくば市の農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は31日、田植え後のコメの柔らかい苗を食べるジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の食害リスクを自動的に予測する新しいシステムを開発したと発表した。水田を空撮し、被害が出やすいエリアを表示。異常気象に伴い増加傾向にある食害を防止するとともに、薬剤の散布量を減らす狙い。
農研機構によると、ジャンボタニシの食害は、水深が4センチより深くなる場所で発生しやすい。この特徴を生かして、水田内の高低差から独自のアルゴリズム(計算手法)に基づき、水深が4センチ以上のエリアを表したマップを作成する。

 
								 
         
     
                     
                     
                     
                     
                     
                                                                                             
                                                                                             
                                                                                             
                                                                                             
                                                                                             
                                                                                             
                                                                                             
                                                                                             
     
     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
     
				