俳優の石田ゆり子が12日、展覧会アンバサダーを務める『モネ 睡蓮のとき』の記者発表会に参加。アーティスト・lilyとして同展のテーマソングも手がけることに触れ、歌手活動への思いを明かした。
【全身ショット】麗しい…!落ち着いた赤いセットアップで登場した石田ゆり子
同展の書き下ろされたテーマソングは「私のモネ」と題され、大橋トリオが楽曲プロデュースで参加し、石田は作詞と歌唱を担当。7月10日に配信リリースも予定されており、lilyとしては2022年10月にリリースしたEP『リトルソング』以来、2年ぶりの新曲となる。
石田は「実は私、ひっそりと歌をやっているんですよ。ほとんどの方は知らないですし、知られないままでいたかった…」と照れながら自己紹介。歌手活動と俳優業の違いを問われると、「表現という点では歌うことも演じることも同じ。ただ、歌にはリズムと音階があり、そこに自分の思いを乗せるというのは本当に難しい」と分析した。
俳優生活は35年を越えたが、歌手としては21年12月に活動を開始したばかり。石田は「まだまだ新人ですから。なので、なるべく知られたくなかった(笑)。幸いなことに今のところはほとんどの方が知らない状態だったのですが、今後どうなってしまうのか…」と不安も吐露した。
一方で、lilyの楽曲プロデュースを手がける大橋トリオからビデオメッセージが届き、「俳優・石田ゆり子が歌うだけでも価値があるけど、それとは別人格のlilyの歌声、歌詞の世界観にも素晴らしい価値がある」などを絶賛されると、石田は「普段はこんなにしゃべらない方ですし、基本的にいいとか悪いとか言ってくれないんです。音楽を通してしかやり取りをしないと言いますか。なので今、ちょっと感極まりそうです」と笑顔も見せる。
そしてテーマソングのオファーを受けた際にも当初は困惑したと明かしながら、「でも大好きなモネですし、こんな機会は人生でそうないと思い、引き受けさせていただきました」と決意に満ちた表情を浮かべた。
19歳の秋頃にモネの作品と出会ったという石田は、「思いがけずモネの睡蓮が広がっている『睡蓮の間』を見ることができて、すぐに心を奪われてしまった。画に心を奪われるという経験がなく、その空間にいるだけで幸せだった」と振り返り、「それ以来、モネはずっと特別な存在です」と同展のアンバサダー就任の喜びも伝えていた。
10月5日から来年2月11日まで、東京・上野の国立西洋美術館で開催される同展は、印象派を代表する画家の1人、クロード・モネの晩年にスポットを当てる展覧会。パリのマルモッタン・モネ美術館のコレクションから日本初公開作品7点を含む約50点がラインナップするほか、日本国内に所蔵される作品や2メートルを超える大画面の『睡蓮』に取り囲まれた展示空間なども用意される。
石田は今回、テーマソングの書き下ろしに加え、同展の音声ガイドやコラボグッズのプロデュースも手がける。
石田ゆり子、歌手活動は「なるべく知られたくなかった(笑)」 初の美術展テーマソング書き下ろしに思い
06/12 13:49
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